みんなで活用!公共施設vol.5 子育て支援センター そらいろのたね 取材日 2013年12月9日(月)
取材地 なかふらの保育園内
  目指すは、感動を伝える舞台づくり  

 中富良野町にある「なかふらの保育園内」に子育て支援センター「そらいろのたね」があります。子育て支援センターとは、就園前の子どもと保護者が一緒に集い活動する施設で、子どもだけを預かる保育園とは、そこが異なります。「そらいろのたね」は、行政機関のバックアップを受け、民間で運営していますが保育園内に支援センターがあるのが特徴です。保育園の機能や経験を生かし、乳幼児と保護者がいつでも気軽に来て、子育ての相談や勉強をし、友達の輪を広げていく広場として機能しています。

 保育園の園長で、「そらいろのたね」の運営者である多屋純子さんは、「利用するためには、試験はありません。お金もいりませんし、(地域は関係なく)誰でも自由に来ていただけます。みんなの子どもたちをみんなで育てるというか、隣の子を育てるという意識も持っていただきたい。いろいろな方と語り合い、友達になり、子育てを体感していただきたいです」と、メッセージをいただきました。

 「そらいろのたね」というセンター名は、「ぐりとぐら」の絵本作家のコンビの作品から許可を得て命名しました。「男の子がきつねからもらった『そらいろのたね』を蒔くと、小さな空色の家が生えて大事に育てて行くとどんどん大きくなって町中のこどもと森の動物たちが訪れてきて…」という絵本の内容から、この子育て支援センターが「種」となるように願い命名されたそうです。

 主な活動は、公式サイトに下記のように掲載されています。

  • 子育てサロン「ほしのこ」…自由遊びを中心に、手遊び・わらべうた・絵本の読み聞かせなどを行う。
  • あそびのひろば…保育士と一緒に親子で遊ぶ楽しさを体験。食事体験もあり。
  • もこもこルーム…第1子が0歳限定のひろば。初めて出産を迎える妊婦さんも参加可。
  • サークル支援…保護者たちが自主的に活動するグループ。保育室を開放し支援。
  • mamaごはん… 5か月~離乳食完了期のお子さんが対象。一人ひとりに合った離乳食の体験可。
  • mamaごはんbaby…離乳食を始めるきっかけや、初めての離乳食を試食しながら学ぶことが出来る。

 見学なども随時可能だそうです。利用時間、曜日など、詳しくは、 なかふらの地域子育て支援センター「そらいろのたね」まで、お問合せください。

〒071-0752 空知郡中富良野町本町10番55号 なかふらの保育園内
TEL  0167-44-3112(支援センター専用)
E-mail nakafurano@kosodate-web.com

みんなで活用!公共施設vol.6 富良野文化会館 取材日 2014年1月17日(金)
取材地 富良野市弥生町
ふらびズムpeople 多屋純子さん 取材日 2013年12月9日(月)
取材地 なかふらの保育園